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大分県宇佐市
桂昌寺跡地獄極楽
けいしょうじあとじごくごくらく
…縦穴の鎖をよじ登れば極楽浄土!?
室町期に開基したものの江戸時代に廃寺となっていた桂昌寺。これを江戸末期に午道法印(ごどうほういん)という僧侶が寺を復興させて、本堂の裏手に約70mの洞窟を掘りました。
洞は仏教の教えの場として用いられ、数多くの石像や石仏が安置されています。
入口から進むとまず閻魔王に裁かれて地獄窟があり、そこから菩提坂を経て極楽窟へ。
極楽窟の終点には別の縦穴がぽっかり開いており、上から鎖が下ろしてあります。「針の耳(左写真)」と呼ばれる深さ5mほどの垂直の穴をよじ登ると、極楽浄土と高台からの眺めが。
針の耳への挑戦は体力に自信がある人で、汚れてもよい服装と靴でないとオススメできません。また針の耳を登らなくても洞窟の外側から獣道を登って極楽浄土の高台に行くこともできます。
なお、地獄窟から極楽窟へは「胎内くぐり」というルートもありますが、這って進むしかないほどの天井高しかなく、水没・水びたしのことが多いので通行不能状態です。
▼桂昌寺跡地獄極楽洞内図
住所 | 大分県宇佐市安心院町東恵良 |
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電話 | 0978-34-4839(宇佐市観光協会安心院支部) |
営業時間 | 9時~17時 |
定休日 | 無休 |
料金 | 100円 | その他 |
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