仙人窟
せんにんくつ
群馬県東吾妻町
…山の深くにある信仰の場
高崎から国道406号を草津方面へ走り、大戸関所跡近くから分岐する県道58号に入って1kmほど。そこから徒歩で石段や坂道を200mほど進めば到着する洞窟です。
幅14mと間口は広いですが、全長は26mほどしかありません。中には延宝6年(1678年)に造られた石像の十八羅漢や聖観世音などが安置されています。
日本武尊(やまとたけるのみこと)が東国征伐の帰路、宿泊したとも言われており、中世・近世のころの観音札所のひとつでした。かつては寺がありましたが、現存しません。
ちなみに洞窟の手前に胎内くぐりがあります。いわば岸壁の小さなトンネル。胎内くぐりの向こう側は奥の院になっていて、ここにも石仏があります。
なお、同じ群馬県の中之条町にも仙人窟という同名の洞窟がありますが、こちらは登山道をかなりの距離進まねばなりません。
DATA | |
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住所 | 群馬県東吾妻町大戸鳴瀬 |
TEL | 0279-68-2111(東吾妻町役場産業課) |
時間 | 24時間 |
休み | なし |
料金 | 無料 |
特記 |
画像引用:東吾妻町様 (http://www1.town.higashiagatsuma.gunma.jp/ www/contents/1204122221484/index.html)