観光鍾乳洞へ行こう!

コウモリに会えるかな?
富士河口湖町「西湖蝙蝠穴」

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 西湖蝙蝠穴

さいここうもりあな

  山梨県富士河口湖町

プラスアルファ

…天井が低く、足元も滑るので汚れてもいい服装で

西湖蝙蝠穴 西湖蝙蝠穴

富士山の爆発でできた数ある溶岩洞穴のなかでも最大規模を誇る総延長350mの洞穴「西湖蝙蝠穴」は、その名のとおりコウモリの生息地。ウサギコウモリ、キクガシラコウモリ、コキクガシラコウモリの3種が生息しています。

他の鍾乳洞とは異なり、気温が温暖なためコウモリの恰好の越冬場でもある洞内ですが、一時期は数が激減していました。それでも洞穴奥にコウモリの保護区域を設け、地元の人たちの保護もあって、近年はその数を増やしているとのことです。とはいえ早朝や夕方によくよく眼をこらさないとなかなか見つけられないかも。

また洞内の通路は天井がかなり低いので、貸してくれるヘルメットを必ず着用してください。途中狭い箇所をしゃがみながらくぐり抜けるポイントもあります。足元も滑りやすいので歩きやすい靴で訪ねましょう。また足腰が悪いお年寄りにはちょっと不向きです。

ギャラリーではコウモリについての説明展示等を行っており、販売棟ではコウモリグッズも購入できます。

さらに「クニマス展示館」では、かつては秋田県の田沢湖の固有種として知られ、環境汚染により絶滅したとみられていたサケ科の淡水魚・クニマスを見ることもできちゃいますので、見逃さないで。
西湖のクニマスは平成22年(2010年)に西湖で生息が確認されたもので、1930年代に田沢湖からクニマスの受精卵を孵化後放流したものの子孫なのです。

西湖蝙蝠穴洞内図
  DATA
 住所 山梨県富士河口湖町西湖2068
 TEL 0555-82-3111
 時間 9時~17時
 休み 12/1~3/19
(※ギャラリーは無休)
 料金 大人300円、小学生以下150円
 特記  

画像引用:西湖観光協会様 (http://www.saiko-kankou.jp)、 富士河口湖総合観光情報サイト様 (http://www.fujisan.ne.jp)