橋立鍾乳洞
はしだてしょうにゅうどう
埼玉県秩父市
…関東圏内で200円という安さは魅力!
秩父札所28番の「石龍山橋立堂」に隣接する、埼玉県唯一の観光洞。武甲山西麓の浦山川に沿って約80mの石灰岩の大岩壁が聳えており、その直下に橋立堂が鎮座しています。諸悪を食い尽くす馬頭観世音が本尊となっている珍しい札所ですので、ぜひ拝んでおきましょう。
洞はこの近隣にいくつもありますが、一般に公開されているのはここだけです。
全長140mの洞内の3分の2以上が竪穴のため、高低差が激しく、階段を登る行程が多くあるので、足腰が弱い人には辛いかも。洞入口へは下り坂で、洞内は登りになります。
洞内は2つの大房に分かれ、鍾乳石や石柱があります。とはいえ元来は観光目的だったわけではなく、お遍路の胎内巡りの場所だったそうです。それゆえ地底の大空間といった趣きはありません。
また狭い箇所が多く天井も低いため、貸し出し用のヘルメットを使用した方が吉。滑りやすい箇所もあるので、スニーカーで訪ねましょう。
DATA | |
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住所 | 埼玉県秩父市上影森675 |
TEL | 0494-24-5399(石龍山橋立堂) |
時間 | 8時半~16時半 |
休み | なし(※12月中旬から2月末まで閉洞) |
料金 | 大人200円、子供100円 |
特記 |
画像引用:秩父鉄道株式会社様 (http://www.chichibu-railway.co.jp)、秩父市様(http://www.city.chichibu.lg.jp/4444.html)