不二洞
ふじどう
群馬県上野村
…全国でも珍しい竪穴鍾乳洞
埼玉県との県境にもほど近い上野村にある「不二洞」は、関東地方随一の規模を誇る大鍾乳洞です。
全長は約2200m、1200年ほど前に発見され、400年前に僧・中興開山上人がこの鍾乳洞を世に広め、その後修行の場として利用されました。洞内の45か所にそれぞれ仏にちなんだ名称がつけられています。
入口から120mの人工トンネルを通り、約40mの縦穴、空穴(からあな)に設置された螺旋階段を登って、メインである横穴型の洞へ向かいます。中は常時11度ほどの気温で保たれており、夏場は寒いくらい…と言いたいところですが、螺旋階段は結構体力を使いますので、意外と適温かもしれません。足腰を鍛えるつもりで出掛ける心づもりをしましょう。
長く広い洞内は、大石柱が聳え立つ大殿堂のような巨大さを誇るものだけではありません。やっとくぐりぬけるような場所や小さな支洞が無数にあるので、変化に富んだ鍾乳洞ともいえるでしょう。
DATA | |
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住所 | 群馬県上野村川和665 |
TEL | 0274-59-2146(川和自然公園) |
時間 | 3月下旬~10月 9時~17時受付、 11月~3月中旬 10時~15時受付 |
休み | なし |
料金 | 大人800円、中学生以下500円 |
特記 |
画像引用:株式会社上野振興公社様 (http://user.uenomura.ne.jp/ ueno2584)