のんびりモノレールで鍾乳洞へ
天川村「五代松鍾乳洞」

昭和4年（1929年）に発見された鍾乳洞で、発見者「赤井五代松」の名からこの名が付きました。幼いころから地面の奥底からごろごろという音がしていたのを覚えていた彼。地中に何かあるに違いないと信じ、岩にノミを十数年打ち続けて鍾乳洞を発見します。
地中を流れる水が鍾乳洞付近の洞穴にこだまして「ごろごろ」と聞こえていた、というのが音の真相。この名水は今もふんだんに湧き出し、「ごろごろ水」と呼ばれて愛飲されています。

肝心の鍾乳洞の全長は約200m。鍾乳石や石柱、石筍がカラフルにライトアップされています。

洞内は天井が低い場所もあるためヘルメット着用で入場。洞へは遊歩道を登っても行けますが、みかん山で使用するモノレールも運行しています。

ただ4名乗りの1編成のみの運行のため、休日は待ち時間が長い場合もあるので、当日に予約して早めの時間に行くのが吉。