冒険コースあり！博物館あり！
香美市「龍河洞」

日本三大鍾乳洞のひとつ「龍河洞」。四国を代表する大鍾乳洞でもあります。鍾乳洞の総延長はなんと約4km。そのうち1kmほどが観光コースとして公開されています。

洞内では弥生時代の土器が鍾乳石と一体化した「神の壷」などの独特な鍾乳石が多くあり、出口付近には高知県ならではの坂本龍馬に似た石までもあるとか。
また高さ11mの鍾乳石「天降石」の美麗な姿や、天井高くに連なる無数の鍾乳石に、水滴が星のように輝く「連星殿」などなど、見どころは数あまたです。

観光コースのほかに、ヘルメットとヘッドランプ、つなぎ姿で照明のない箇所を探検できる「冒険コース」（前日までに要予約）も用意されていますので、アクティブ派にはこちらがおすすめ。

さらに第2日曜（8月を除く）の朝10時から10時40分受付までに限り、入口から400メートル区間を照明ナシ、手持ちの提灯の灯りだけで歩く「暗やみ体験ツアー」も実施されています。
400m無照明で歩いたあとの残り区間600メートルは通常の照明ありのコースを歩くので、冒険気分と一般コースの両方を味わえるオトクなイベントです。

洞内探検のあとは、洞内生息動物の生態、弥生人穴居生活の遺物を展示している博物館や、オナガドリ、うずらちゃぼなどの珍しい鳥が見られる珍鳥センターも見学していきましょう。