マイントピア別子
まいんとぴあべっし
愛媛県新居浜市
…東洋のマチュピチュと列車で行くワクワク坑道
元禄3年(1690年)に発見されてから住友家により280年間開発され続けた日本有数の銅山「別子銅山」。
坑道は全長700km、また最深部は海抜マイナス1,000mにも至る巨大な地下迷宮を形成しています。
昭和48年(1973年)閉山後、鉱山の歴史を紹介する「別子銅山記念館」が開館し、それ以外の施設は自然に還るがままでしたが、近年は日本近世近代の産業遺産として注目を浴びるようになりました。
その中核施設として誰もが気軽に立ち寄ることができる「マイントピア別子」は銅山のテーマパーク。目玉はかつて実際に使用されていた鉱山鉄道に乗って出発する「観光坑道」です。延長333mの坑道はかつての旧火薬庫でぐるっと円を描いた形状をしています。
洞内は江戸時代の鉱山のようすを復元したゾーンやちびっこ大喜びの遊びのゾーンなどで構成。
また、車でさらに山深くに進んだ「東平(とうなる)ゾーン」は、鉱山の採鉱本部のほか、社宅や小学校、劇場などが建ち並んだ生活のエリア。今は山奥にそびえる石垣と時間に取り残された煉瓦造りだけが当時の面影を伝えており、その雰囲気はまさに「東洋のマチュピチュ」の風情です。
DATA | |
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住所 | 愛媛県新居浜市立川町707-3 |
TEL | 0897-43-1801 |
時間 | 春休み期間~10月 9時~17時受付、 11月 9時~16時受付、 12月~春休み前 10時~16時受付 |
休み | なし(※東平ゾーンへの市道は12月~2月末通行止) |
料金 | 大人1,200円、中高生800円、3歳以上600円 |
特記 |
画像引用:一般社団法人 愛媛県観光物産協会様 (http://iyokannet.jp/)