観光鍾乳洞へ行こう!

日本を代表する大鍾乳洞
美祢市「秋芳洞」

 home › 中国・四国 › 山口県 › 秋芳洞

 秋芳洞

あきよしどう

  山口県美祢市

大規模通年美景冒険

…圧倒的迫力に酔いしれることができる

秋芳洞 秋芳洞

カルスト地形で有名な秋吉台の地下にある大鍾乳洞。未発見な箇所も多く、これまで9kmほどとされていた洞の全長は、平成29年(2017年)の調査で新たな空間が発見されたため、10.3kmに更新されました。一般向けにはそのうち1kmほどを開放しています。

この秋芳洞は古くから地元では知られた存在で、かつては「瀧穴」と呼ばれていました。大正15年(1926年)に当時皇太子だった昭和天皇が行啓された折、「ここは秋が芳しいでしょう」とおっしゃったのですが、これが秋芳洞命名のきっかけ。のちに東京へ向かった県知事が宮内庁からの伝達を受け、「アキヨシドウ」と命名されたと山口へ電報を打ったのです。

現地の村名が秋吉村だったことから、ならば漢字では秋吉洞だろうと皆は推測。それでも念のため知事に確認をとったところ、「吉」ではなく「芳」だと判明してびっくりという後日談もあります。
のちに秋吉村など4村が合併して秋芳町(しゅうほうちょう)となった経緯もあって(現在は美祢市)、秋芳洞を「しゅうほうどう」と誤読されることも多いですが、正しい読みは「あきよしどう」です。

洞では地下を流れる川に沿って通路を進み、途中「千畳敷」のような巨大空間や「百枚皿」「黄金柱」などの大規模な鍾乳石を見学しましょう。
ちなみに洞内全ての照明はLEDです。 ライトアップは東京タワーなどのライトアップを手がけた、照明デザイナーの石井幹子さんがプロデュースしました。

介護者が1名付けば、車いすでも洞の3分の1程度(正面入口から洞内富士まで)観覧可能のバリアフリー。お年寄りでもラクラクです。
またアクティブ派にオススメなのが「冒険コース」。別途料金加算で参加でき、懐中電灯の明かりを頼りに梯子を登ったり、狭い箇所をくぐったりといった簡単な探検が可能です(洞窟内増水時は中止)。

秋芳洞洞内図
  DATA
 住所 山口県美祢市秋芳町秋吉広谷
 TEL 0837-62-0018
 時間 8時半~16時半
 休み なし
 料金 大人1200円、中学生950円、小学生600円
(※冒険コースは各300円増・懐中電灯貸出あり。障害者手帳持参者と付添人は条件付きで入場料の割引あり) 
 特記 ※3~11月は16時半~17時半の間も100円増で正面入口からのみ入洞可

画像引用:美祢市観光総務課様 (http://www.karusuto.com/)