観光鍾乳洞へ行こう!

洞窟でまさかの夏祭り!
「お千代保稲荷下の洞窟」

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 お千代保稲荷下の洞窟

おちょぼいなりしたのどうくつ

  岐阜県可児市

無料プラスアルファ人工

…年に2日しか入られない洞窟

お千代保稲荷下の洞窟 お千代保稲荷下の洞窟

「天が峯」と呼ばれる小さな丘が、可児市街地の郊外にあります。丘の上には天が峯お千代保稲荷神社が鎮座し、第12代景行天皇が行幸の折にここで視察されたという伝説が残る由緒あるお社です。
お千代保稲荷といえば岐阜県海津市のものが有名ですが、岐阜県と愛知県に合わせて4社あり、ここもそのひとつ。

商売繁盛を祈願する人たちが参拝するお社であるものの、閑静な住宅地が隣接することもあって、普段は静寂が丘を包む癒しの空間です。しかし、一年のうち特定の二日間は、大いに賑わいを見せてくれます。

それが「洞窟夏祭り」。
毎年7月最終土曜・日曜に開催される祭りで、丘の下に掘られた洞窟をこの二日間のみ一般開放しています。洞内には七夕飾りが設けられ、夜店が出店。洞内のひんやりとした空気に涼みながら、あれこれ夜店をハシゴして回りましょう。

ちなみにこの洞窟は、古来は日野資朝(ひのすけとも)が第96代後醍醐天皇による鎌倉幕府討幕の勅命を奉じて東国に向かう途中、洞内で密議をしたとも言われています。
太平洋戦争中には軍需工場用に掘られた防空壕となりました。
ここから2kmほど離れた場所にも「三菱発動機久々利地下工場跡」があり、総延長約7,000mに及ぶ38本のトンネル網が残っています(立ち入りはできません)。

  DATA
 住所 岐阜県可児市羽崎3052-1
 TEL 0574-62-1111(可児市観光協会)
 時間 7月最終土曜、日曜の17時~21時半
 休み 7月最終土曜、日曜以外全面休洞
 料金 無料
 特記 ※毎年7月最終土曜、日曜の夜のみ開放

画像引用:可児市様(http://www.city.kani.lg.jp/)