洞窟で食べる料理は一興
三重県津市「磨洞温泉凉風荘」

三重県津市の市役所から直線距離にして3kmほどの田園地帯にある一軒宿。
県庁所在地とは思えないのどかな風景にあるこの宿はただの旅館ではありません。なんと敷地内に洞窟を所持しているのです。

この地は昔、半田砂と呼ばれる磨き砂の産地でした。磨き砂とは今で言う洗剤代わりのもの。その採掘の穴は4層で全長20kmにも達したそうです。

現在はその一部の250mを利用して食事処として使われています。洞内は年中18℃。宴会にもしっかり対応できる200人収容の大洞窟レストランとなっているのです。
あさり浜焼きや松阪肉、伊勢海老などなど、海の幸山の幸をたっぷり愉しめるので、お腹もしっかり満足満足。

また貸切洞窟風呂もあり、宿泊客だけでなく立ち寄り入浴でも利用できます。何とも神秘的な入浴体験ができますよ。

洞窟といえばイコール探検！という感じですが、こんな趣向も面白いですよね。