駒門風穴
こまかどふうけつ
静岡県御殿場市
…受付裏手にある駒門の名水も忘れずに飲もう
いかにも妖しげな洞窟がありそうな環境…ではなく、普通の集落の中に住宅が点在するごくありふれた土地にこっそりあるような、奇妙なロケーションの洞窟です。
すぐ近くには東名高速や新東名高速が走っていて、洞窟近くのパーキングエリアはその名も駒門PA(上り)。ちなみに下りPAは平成29年(2017年)に名古屋寄りに1.7kmほど移設されました。
平成32年(2020年)には駒門PAにスマートICが設置される予定ですので、高速からそのままらくらく洞窟にアクセスできるようになります。
洞窟は約1万年前の富士山の爆発でできた溶岩隧道。国内屈指の古さと大きさを誇り、洞は延長291m、支洞が更に110mあり途中まで一般に公開されています。
ぽっかり開いた洞の入口には注連縄が掛かり、付近にほこらがあることから判るように、ここは神域です。ふざけて騒いだりしないようにしましょう。
入ると中は結構広く、天井もかなり高いものです。ただ照明は最低限度のものしか設置されていないため、懐中電灯があったほうが安全。足元が濡れているため滑りやすい靴は控えた方がよさそうです。洞内の温度は年間一定して13℃ほど。夏場だと冷蔵庫気分を味わえます。
みどころは溶岩鍾乳石と肋骨状溶岩。ほかにも頼朝公駒形石やコウモリ座敷などがあります。
DATA | |
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住所 | 静岡県御殿場市駒門69 |
TEL | 0550-87-3965 |
時間 | 3月~11月 9時~17時、 12月~2月 9時~16時 |
休み | なし(12月~2月は月曜休、祝日の場合は営業) |
料金 | 大人300円、高校生以下200円、小学生100円、未就学児無料 |
特記 |
画像引用:静岡県文化・観光部文化政策課様 (http://www.fujinokunibunkashigen.net/resouce/main.php?search=area&mode=detail&article=332)